リファレンスチェック(採用前の調査)
【応募者の「働き手としてのバランス」を見極める】
ヴィダモール調査事務所の尾崎です。
経営者さんにお目にかかる機会があると、新規雇用の話ももちろん頻繁に出てきます。
そんな時「とにかく性格が素直が一番!」というご意見がよく聞かれます。
常日頃、採用前のリファレンスチェック(人事採用調査)に長年携わっている私としましても
「性格が一番、素直が一番!」というご意見には賛成です。
さらに言えば「バランスの良さ」という事が、何より大切であると考えます。
採用前の筆記試験や面接、実技試験、そしてリファレンスチェックによる前職や前々職の確認
から応募者の「人となり」を可能な範囲で知り、応募者の「働き手としてのバランス」を
想像して、自社の現状にあてはめて考えてみると、自社にマッチするのか?それとも
ちょっと違うのか?が浮き彫りになってくると思います。
応募者の適正を出来る限り正しく把握して採用すれば、研修から入社に至るまでの計画を立てやすく
「人」の部分でビジョンを描きやすくなります。
「人材」の充実があってこそ、会社の3年先、5年先さらには10年先のビジョンが描け、
実現化していけるのです。
逆に、「トラブルメーカー」と呼ばれるような人材を採用してしまった場合には、事業計画以前に
トラブルの解決に翻弄されてしまい、経営者、管理者が疲弊して、他の従業員にも大きく
悪影響を及ぼすという事態にもなりかねません。
企業活動の安定の為に、雇用時の情報の一部として、リファレンスチェックをご活用下さい。