◆リファレンスチェックやバックグラウンドチェックは欧米から始まった?◆
当社の先代社長は今から61年前、大阪市北区で
調査業を始めました。
1957年のことです。
私はまだ生まれていませんでしたね・・・
そして、私は父親の調査会社が人事採用前の調査を
行っている、という事は10代の頃から知っていました。
高校を卒業して、父親の会社に事務員として勤めるようになり
ましたが、何分若かったので特に深く考える事もなく、
ファイリングや事務作業をしていました。
そして、20代になり、ヨーロッパに留学しました。
約6年間でしたが、イギリス、スペインで学び
仕事をしました。
その時に出会った友人たちとは今も親交があり、特に
ヨーロッパで出会った日本人の友人たちは現在世界中で
活躍していて、誇りに思います。
私自身のヨーロッパでの体験や、見聞きしてきた事から
ヨーロッパでは採用前にかならず応募者に対して「リファレンス先」
の提示をお願いし、その応募者が前職でどのような仕事をして
いたか?、人間関係は円満だったか?、在籍期間は
間違ないか?等の照会をしてから合否を決定している
という事を知っていました。
さて、ヨーロッパから帰国した私は再び父の
調査会社で仕事を始めました。
そして採用前の調査を行う部署の担当になりました。
そこで初めて、ヨーロッパで見聞きしてきた
「リファレンスチェック」「バックグラウンド
チェック」等の調査方法が日本国内でも行われて
きていた事を知りました。
しかも、自分の父親の会社で・・・
日本国内では、採用前にリファレンスを取るという
事自体が、「積極的な人事採用にマイナスになる」
という風に捉えられがちなのが現実ですが、
応募者に納得のいく形でしっかりと説明をして、
正確なリファレンスチェックを行う事は、
会社を良くする為だけではなく、
応募者に対しても将来的に永く勤めることが
出来る企業に就職する、適性に合った仕事に
就くという事をサポートしているものだと
当社では考えています。
現在もヨーロッパの企業で働く私の友人らは
「リファレンスを取らずに採用するなんて
リスクが高すぎて出来ない」とよく言います。
たとえば、雇用した人材が、大幅な経歴詐称をしていた場合、
当然、期待したような仕事ぶりは望めません。
もしその様な人物が入社したら、
特に上司となる方への負担は大きく、コスト、
時間共に大幅な無駄が発生するのです。
さらには、取引先に対して迷惑をかける可能性も
充分考えられます。
業種に関らずお気軽にお問い合わせ下さい。
詳細のご説明とご提案をさせて頂きます。
是非ともご検討の程、宜しくお願い致します。